子育て

ヨーロッパの冬の乾燥対策:ヨーロッパのお勧め加湿機10選(2021年)

アンリです。

9月末に寒くなってきてから、子供達がずっと風邪気味です。

加湿のために洗濯物を子供部屋に干したりしていましたが、

子供の風邪がなかなかよくならないので、そろそろ加湿器を買おうかと思っています。

日本ではPanasonicの空気清浄機+加湿器をリビングを寝室で使用していましたが、

まずはお手頃価格の加湿器で今年は乗り切ろうかと思います。

(まだ船便が届いておらず、家の物置に余裕があるのかがわからないので、

かさばる大物家電を買うのは躊躇してしまいます。。。)

UKのサイトで『Best Humidifier』などのキーワードで加湿器を紹介していたので、

その中から評判の良さそうな製品を何個か見繕ってみました。

欧州での加湿器選びの参考にしてみてください。

『欧州では安物=粗悪品』の可能性が高いので、

コスパの高いものを選ぶにはしっかり調べましょう!

アンリ
アンリ

1.欧州/フランスでの加湿器の選び方

以前別の記事でも紹介したように、欧州の水道水は『硬水』です。

この硬水が色々欧州生活をややこしくしてくれることは、以前ご紹介しました。

加湿器でも硬水の場合は1週間に1度くらいは掃除しないとカルシウムが詰まるようです。

ただし、水道水は塩素が入っている分、雑菌が繁殖しにくいので、

ミネラルウォーターなんかよりも水道水を使うことが推奨されています。

カルキ対策として毎回ブリタでろ過するというのも手としてありますが、

正直かなり面倒くださいと思います。

我が家では、シャワーヘッドを軟水にするフィルターを使って給水しようかと思います。

2.赤ちゃんや幼児がいる家庭での加湿器の選び方

我が家のように小さい子供がいる場合は、特に衛生面と安全に気を配る必要があります。

ビックカメラのサイトを見ていると、

「抗菌や安全にこだわったモデルを選ぼう」とありました。

加湿方法については、

気化式」「ハイブリット、特に気化式ハイブリット」が安全とのことです。

ただ、「気化式」は雑菌の繁殖が懸念事項としてありますので、

気化式は掃除しやすい形状のものを検討すべきかと思います。

スチーム式」は加熱するので、煮沸するので菌の繁殖を防ぐようですが、

やけどのリスクがあります。

ただ、煮沸効果は捨てがたいものがあるので、ホットとクールの両方の機能が

ついているものをTPOに応じて使いわけるといいのかと思います。

超音波式」は『こまめな手入れ』が必要で、特に硬水との相性がよくないそうです。

軟水器などがない家庭では、ヨーロッパでは超音波式はやめたほうが無難かもしれません。

また湿度が高すぎると、カビや雑菌の繁殖につながるので、

『湿度設定』ができるものがお勧めとのことでした。

3.欧州でお勧めされている加湿器(加湿機能のみ)

加湿器を勧めている下記のUKのサイトを何個か読んで、

アンリがその中から良さそうなものを選びました。

参考サイト:

Best Humidifier Reviews UK 2021 – Top 9 Comparison | House Junkie

10 Best Humidifiers UK 2021 | Mumsnet

7 Best Humidifiers 2021 & Skin Benefits Of Humidifiers | Glamour UK (glamourmagazine.co.uk)

Best air purifier 2021: Clear the air and ease your allergies with the top purifiers | Expert Reviews

Best humidifiers UK to regulate air moisture in your home | Evening Standard

1.Levoit Top-Fill 6L(大容量)

この製品は複数のサイトで一押しされていました。

超音波式であること以外はなかなか良さそうな気がします。

 

・6Lの大容量(最大60時間の連続稼働)

・スマホとの連結(Wi-Fi、ブルートゥース)

・AlexaやGoogleAssistantによる音声操作が可能

・ライトの調光が可能

・アロマにも対応

・Top Fill(上部からの給水)

・超音波式

・湿度センサーが不正確

・少しうるさい(26db)

・タンクを洗うのがあまり容易ではない

同じ会社のもので、ホットとクールの両方に対応しているものがあります。

こちらはアプリでは操作できないようですが、

個人的にはあまりアプリ数を増やしたくないので、こっちらがより好きかなと思いました。

2. Aennon Cool Mist

ETL安全基準をパスしており、子供に安全だと評価されていました。

いかにも加湿器というデザイン性ですが、使い勝手はよさそうです。

・2.8Lの容量(最大20時間稼働可能)

・自動停止機能

・7色のLEDナイトモード

・とても静か(db値は不明)

・アロマ対応

・超音波式

・タイマー機能なし

・説明書があまりわかりやすくない

・タンク内に手を入れて洗いにくい

3. 1 By One Cool Mist

さきほどの商品と似ていますが、違う点はセラミックエアフィルターがついているので、

より抗菌対応されている点だと思います。

・1.3Lの容量(最大8時間稼働可能)

・セラミックエアフィルター機能あり

・7色のLEDナイトモード

・アロマ対応

・掃除がしにくい

・水を補給したときの水漏れ

・タイマー機能なし

4. Vicks Cool Mist Humidifier(鼻づまりに最適)

日本でもなじみのあるのど飴のVicsが関係する加湿器のようです。

風邪をひいた子供を見ていて一番つらいのは鼻づまりのような気がするので、

それをメンソールのスチームを出すことで楽にするこの商品は親として結構ひかれました。

・1.8Lの容量(最大20時間稼働可能)

・メンソールパッドを入れると鼻が通る

・超音波式

・メンソールパッドは使い捨て

また天井に絵が投影されるタイプのものもあるので、

小さいお子さんがいるうちにはこっちのタイプもありかもしれません。

5. Vicks Warm Mist Humidifier(鼻づまりに最適)

先ほどの商品のスチーム式です。

超音波式に比べると掃除がしやすそうです。

人気があるのかフランスのアマゾンでは品切れになっていました。

ドイツのAmazonでは€55で販売されています。

VICKS Warm Mist Luftbefeuchter mit heißem Dampf, 1 Stück : Amazon.de: Küche, Haushalt & Wohnen

左のコンテンツはここに入力

右のコンテンツはここに入力

・3.8Lの容量(最大12時間稼働可能)

・メンソールパッドを入れると鼻が通る

・スチーム式なので雑菌を除去可能

・ダイアル式で操作が簡単(弱と強の2段階調整のみ)

・自動停止機能(空運転を防止)

・メンソールパッドは使い捨て

・アロマ未対応

・子供のやけど注意

 6.Babymoov Humidifier Digital Hygro +(新生児向け)

赤ちゃん向けをうたっているので、安全そうです。

また湿度計と温度計が加湿器についているのは、特に新生児向けの部屋には便利そうです。

・1.8Lの容量(最大22時間稼働可能)

・赤ちゃんむけなのでとても静か(25db)

・湿度や温度のモニターの設定が可能(自動運転)

・クールミストなのでやけどしない

・アロマ対応

・7色のナイトモード色あり

・フィルターレスで掃除しやすい

・自動停止モード

・超音波式

・少し高め(約€80~100)

7.Elechomes Top-Fill Ultrasonic Humidifier 5.5L, Warm and Cool Mist(高機能)

スタイリッシュな感じで機能も色々ついているのが気に入りました。

・5.5Lの容量(最大55時間稼働可能)

・スタイリッシュ

・チャイルドロック機能あり

・リモコンあり

・TopFill(上部からの給水)

・クールミスとホットミストの両方対応可能

・70m㎡までの大部屋でも使用可能

・サイレントモードあり(32db)

・湿度や温度のモニターの設定が可能(自動運転)

・クールミストなのでやけどしない

・アロマ対応

・タイマー機能あり

・自動停止モード

・超音波方式

4.空気清浄機能付きの加湿器

8.Philips ac3829/10 – 2-in-1 air purifier

ヨーロッパではPhilipsはやはり一定のシェアがあるようです。

・5.5Lの容量(最大55時間稼働可能)

・空気清浄機機能付き(62㎡まで)

・チャイルドロック機能あり

・静音機能あり

・アプリでリモート対応可能(フィルターの汚れ状況も見える)

・湿度レベルを調整可能

・500€程度と加湿器としてはかなり高額

・加湿器単体でみると値段のわりに機能が落ちる

・HEPAフィルターの交換が必要

9.SHARP UA-HD60E-L

・3Lの容量

・48㎡までの部屋で対応

・プラズマクラスター

・安心のシャープ

・400€程度と加湿器としてはかなり高額

・加湿器単体でみると値段のわりに機能が落ちる

・海外モデルのため日本での口コミ情報がない。

10.Dyson Humidify+Cool PH01

プレミアムな商品感があるので最後に入れてみました。

扇風機+加湿器+空気清浄機と3台分の機能が一つにまとまっています。

物置のスペースを考えると、値段は高いけどありかなと思います。

ただ電気屋で現物をみると予想以上に大きいのでちょっとうちにはないかなと思いました。

日本語での口コミも多数あるのでそれを見てご検討してみてください。

価格.com – ダイソン Dyson Pure Humidify + Cool PH01WS レビュー評価・評判 (kakaku.com)

5.加湿器の掃除/お手入れの方法

最後に加湿器の掃除の方法ですが、定期的にクエン酸(お酢)を使って清掃すること、

は重曹で掃除すると良いようです。

詳細はこちらをご確認ください。

面倒な加湿器掃除はクエン酸で簡単に! – | カジタク(イオングループ) (kajitaku.com)

特にお酢を使った洗い方を説明している動画があったのでご紹介します。

(英語の動画ですので、簡単に概要を下記に記載しておきますので、

英語が苦手な方は下記を見て頑張ってください)

・ベースの一番汚れるベース部分やタンクにお酢を入れて約30分放置

・その後、歯ブラシなどで磨く。

・時々容器内を殺菌をするために、スプーン一杯分のハイターを入れる。

・お酢やハイターの臭いが残るので、念入りに水洗いする。

アンリは結局5番のVicsのホットスチームを選びました。思ったほど吹き出し口も熱くないので、子供部屋でもそこまで危険はないかと思います。

もちろん十分子供達には危険だということを言い聞かせました。

アンリ
アンリ

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