子育て

フランスでチャイルドシートを買うために知っておきたい5つのこと!

小さい子供がいる家庭にとって、

微妙に高い買い物なので悩ましいのがベビーカーやチャイルドシートです。

最初は安いのでいいかと思うけど、色々見ているとそれなりのものが欲しくなり、

気がつけば数万円の支出になります。

ようやく買い揃えたのに、海外赴任が決まり、また買い直す必要があるのかなーと

悩まれているご家庭も多いのではないでしょうか?

ベビーカーについては、ベビーブームのパリで街ゆくベビーカーを観察してみましたが、

幸い、日本で一般的なタイプを使っている現地人も多いです。

石畳でどこまで乗り心地が良いのか微妙ですが、

とりあえず日本から愛車アプリカを持ち込んでみて様子を見てます。

チャイルドシートについては、下記を考えこちらで買い直そうかと思っています。

  • 今使っているものは、欧州基準に適合しているのか不明。
  • 日本から持ってくるには嵩張る。到着翌日からでも必要なので別送品で送れない。
  • 子供の成長に合わせて買い替えが必要。
  • 日本よりもロングドライブの機会が多くなる。座り心地の良いものが必要。

 

この機会にチャイルドシートの種類や日本の法規などを調べました。

日本向けの話ですが、なかなかわかり安い記事を見つけたのでリンクを貼っておきます。

リンク先はこちらをクリック

この情報をベースに欧州でどういったチャイルドシートを購入するか検討してみました。

アンリ家はどうする?

先に結論を書くと、
日本のチャイルドシートは欧州の基準を使用していることがわかりました。
よって10年以上前の古い物でなければ欧州でも使用可能です。
アンリ家はGroup1とGroup2の2つのチャイルドシートを日本で使用していますが、
Group2は日本から持ってきて、更に追加でGroup2を購入しようと思います。
家族は今年の夏に渡仏予定なので、6月末のソルドで買う予定です。
今回選定する製品の中から一番お得感があるものを購入するつもりです。

 

 

 

 

フランスでは何歳までチャイルドシートが必要?

フランスでは10歳以下の子供はチャイルドシートの使用が必須だそうです。

日本は6歳未満なので、更に4年間チャイルドシートの使用が必要なんですね。

また身長にあったチャイルドシートの使用が必要で下記のグループに分けられています。

体重 フランス語 日本語
Group 0 〜10kg Siège dos à la route 後ろ向きに取り付け
Group 1 9〜18kg Siège à harnais 幼児用チャイルドシート
Group 2 15〜25kg Siège à rehausseu 学童用ジュニアシート
Group 3 22〜36kg

生後15ヶ月まではGroup 0の使用が義務。

10歳以下の子供は助手席に座ることは原則禁止とのことです。

ただし、10歳未満の子供達が既に後部座席に座っている場合や

Group0のチャイルドシートを使用する場合は(助手席のエアバック機能はオフにする)

助手席での使用も許可されているようです。

フランスを含め、欧州各国の法律がJAFのサイトにまとめられています。ご参照ください。

JAFのサイトはこちらをクリック

 

ここにタイトルを入力

先に結論を書くと、

日本のチャイルドシートは欧州の基準を使用しているので、欧州でも使用可能です。

アンリ家はGroup1とGroup2の2つのチャイルドシートを日本で使用していますが、

Group2は日本から持ってきて、更に追加でGroup2を購入しようと思います。

とりあえずソルドまで購入は待とうと思うので、候補品を選定してみました。

 

ヨーロッパの基準は?

朗報です!

2012年から日本のチャイルドシート基準は、欧州の安全基準(ECE)を採用しており、

R44とR129の2つの基準がを併用しています。

よって、基本的には日本で使用しているチャイルドシートは欧州で使用可能です。

チャイルドシートの背面とかにR44やR129に適合マークが貼られているはずなので

それが確認ができれば大丈夫だと思われます。

(すいません、あまり自信ないので自己責任でお願いします。)

ECE R44/04 ECE R129 (i-Size)
子供の体重(kg)に基づく分類 子供の身長(cm)に基づく分類
グループで分類されています。
(グループ0、0+、1、2、3)
グループはありません
9kgから前向きにすることができます 最低15ヶ月まで後向きでなければなりません
装着方法は、シートベルトまたはISOFIX 装着方法は、ISOFIXのみです
衝撃試験は、後部および前部からの衝撃 衝撃試験は、背面、前面、側面からの衝撃
衝突試験に使われるのは、Pダミーと呼ばれる、4つのセンサーを使用したダミーです。 衝突試験に使われるのは、Qダミーと呼ばれる32個のセンサーを使用したダミーです。

 

ISOFIXについてのチャイルドシートについて規定しており、

ISOFIXのチャイルドシートはR129を満たす必要あります。

ISOFIXについては後で説明します。

ヨーロッパで手に入るチャイルドシートのメーカーは?

残念ながら日本メーカー(アップリカ、コンビ、エールベベ、リーマンなど)は

入手困難です。少なくもとAmazon.frではヒットしなかったです。

日本のサイトでもお勧めされている下表の海外メーカーは入手可能です。

社名 国籍 備考
Joie 英国 デザイン性が高い
Recaro ドイツ スポーツシートメーカー
Maxi-Cosi オランダ デザイン性と高い安全性
Cybex ドイツ デザイン性と高い安全性
Britax ドイツ 最高レベルの安全性
Graco 米国 高品質で低価格

日本でも発売されている製品は、日本のAmazonなどでレビューを確認できるので、

だいぶ精神的には楽になりました。

今更聞けない、ISOFIXって何?

日本でチャイルドシートを買った時には妻に任せていたので、

知らなかったのですが、ISOFIXという取り付けが簡単な仕様が増えているそうです。

ただ車によっては取り付けができないなどの制約があるようなので、

自分の車の仕様を確認してから購入するか決めてください。

 

じゃあどれを買おうか?

ご参考までに我が家が買う際のポイントをまとめます。

対象:Group2/3(4歳の長男用)

予算:100〜200ユーロ

肘掛けがついているもの

ISOFIX機能がるもの

座り心地や寝心地を考えると上記予算は必要かと思いいました。
Joie Bold Envour

Maxi Cosi Morion i-size

Recaro Kids, Monza Nova Evo

CYBEX Silver Siège Auto Solution M-Fix SL

Britax Romerは安全性が高そうだが、肘掛けがないので却下

GracoはISOFIXがない。シートベルトのみでの固定は子供へのダメージが心配

あとはソルドまで待っていちばん安くなっているのを買おうか???悩ましいです。

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