英語学習

英語の勉強法:必見!中級以上の英語力を目指すならシャドーイングをしよう!

今日の話は、海外生活で必要な英語力が確実に向上する話です。

特に受験英語しかやってこなかった人が弱い、

リスニングとスピーキングが向上します。

アンリはこれをやったおかげでリスニングが得意ですが、

TOEICのリスニングは比較的早い段階で満点になりました。

仕事で英語が必要だから頑張って勉強しようと思っている人、

TOEICや語学学校で勉強することを考える前に一度試してみてください。。

おすすめの英語学習は、 シャドーイングです!

1日30分程度の学習で飛躍的に英語力が向上します。

1. シャドーイングとは?

シャドーイングはプロの同時通訳者がトレーニングに使う勉強法と言われており、

ここ20年くらいで英語学習で定番の勉強法になったと思います。

後で説明しますが、簡単にいうと英語を聞いて、そのまま口に出す練習法です。

聞いた音声の少し(1秒程度)後を、シャドー(影)のように声を出して復唱します。

シャードイングをおすすめする理由を他の学習方法と比較してご説明します。

代表例として、先ほどダメ出ししたTOEICや英会話学校と比較してみました。

  •  TOEICの勉強

強み:Pros

・有名な試験なので英語力が客観的に評価されるので目標を立てやすい。
・日本語での学習ツールがたくさんあるので選択肢が豊富。
・会社によっては昇進するために一定の点数取得が必須で勉強しないと行けない。

弱み:Cons

・受験英語の延長でSpeaking力が身に付かない。
・TOEICのリスニング対策をしてもリスニング力は向上しずらい。
・スピードが通常のネイティブの会話よリ遅く、実戦的ではない。
・800点を超えたあたりから、英語力を正確に反映してこない。
=「点数が高いのに喋れない!」自体が発生する

  •  語学学校

強み:Pros

自分であれこれ考えなくても体系的に学ぶことができる。
Nativeと話す練習ができる。
英語に興味がある友達ができる。

弱み:Cons

学費が高い。
通学するだけで満足してしまう可能性がある。
先生によって学習効果が変わる。

  •  シャドーイング

強み:Pros

・日本人が弱いリスニングとスピーキングのを伸ばすことができる。
・特にリスニング力は飛躍的に向上する。
・スピーキング力、特に発音が良くなる。
・初級者〜上級者まで同じ手法で勉強できるので、
・レベルが上がっても新しい勉強法を探す必要がない。
・一人で学習できるので自分の都合で勉強しやすい。
・高くても5000円くらい投資すれば開始できる。
本物の英語を自分のものにできる。(後で説明します)

弱み:Cons

・声を出す必要があるので喉がしんどい。
・慣れるまでちょっと難しい。→やり方はこちらです。
・地味な作業なので飽きてくる。

サマリー
  • 結論:
    シャドーイングはこの学習をまずメインでやっていけば、必ず英語力は上がります!
    そして海外で生きていくには本物の英語を身につけることが
    アンリの経験上すごく大事です。
  • 語学学校はモチベーション維持ために週1回刺激を受けにいく場だと思います。
    入門や初級レベルの人は無理して行かなくてもいいと思いますが、
    その頃は日本人の苦手なポイントを熟知している日本人の先生がお勧めです。
  • TOEICは喋るようになることを目指すのであれば効率的な学習法ではないです。
    資格の勉強の方がモチベーションになるというかたは、
    TOEFLやIELTSを勉強しましょう。
    TOEICと違い、WritingやSpeakingの試験もあり
    受験勉強とは違う角度の英語学習もできますが難しいし、
    受験料もTOEI Cの5−6倍くらい高いので歯ごたえ十分です!(笑)

アンリは今フランス語を勉強中です。

駐在が決まってから1年くらい毎日30分は勉強するようにしていますが、

あえてまだ語学学校には行っていません。

まだ学校で効率的に学べるレベルに自分が到達していないと考えているからです。

でも、もう少しレベルが上がったら会話の練習のために必ず行くつもりです。

語学学習には順番が大事です。下記のような形で勉強すれば良いのではないかと思います。

日本人は義務教育で英語の基礎はできているので、シャドーイングをお勧めしています。

<英語学習Step>>
➡ 基本的な文法や単語を学習
➡ シャドーイング
➡ 語学学校で実践
➡ シャドーイングで発音を磨く
➡ 多読で応用力をつける

2.シャドーイングで本物の英語を身につける

シャードイング学習をお勧めする最大の理由は、

本物の英単語や英文を身につけることができるからだとお話ししました。

本物の英語ってどういうこと?英語は英語でしょと思われますよね。

アンリの経験をご紹介します。

20歳で初めてアメリカに1ヶ月間短期留学したときです。

ルームメイトはベネズエラ人のダニエル君で、彼は語学学校で一番上級者のクラスで学ぶ、

英語はペラペラのラテン系のイケメン君でした。

当時のアンリの英語力からすると雲の上のような存在でした。

留学2日目だったと思います。

ダニエル
ダニエル
アンリ、Let’s go to the reception to check out our スケチョル!
スケチョル? スケチョルって何?
アンリ
アンリ
ダニエル
ダニエル
オーマイガー!アンリ。スケチョルも知らないのか?
時間割だよ!
おお、スケジュールか!?
本当はスケチョルっていうのか!!
へぇー!
アンリ
アンリ

と妙に感心したものです。

日本語発音で通じない「ぽい英単語」や「和声英語」が結構たくさんあります。

注意が必要な英単語

【発音が日本語と違う英語】

data : データ → ダータ

Melbourne:メルボルン → メルバーン

Napoli:ナポリ → ネイッポリ

Karaoke:カラオケ → カリオキ、 などなど

【和製英語】

ビニール、マフラー、ペットボトル、チャック、フロント(受付)、マンション

英語をマスターするにはこういう間違った日本語英語を一つ一つ潰す必要がありますが、

単語帳を必死に暗記しても、長年刷り込まれた間違った発音や和製英語は瞬間的にでてくるので、なかなか矯正困難です。

例えば、allowはうっかりアロウと覚えやすい単語ですね。
(正しくはアラウです。恥ずかしながら数年前までアロウと発音してました💦)

更に英語はインターナショナルな言語で、英語を話す5人に4人はノンネイティブです。

各国の母国語に引っ張られた独特の英語を喋ります。

ヨーロッパ人は英語と言語体系が似ているので、英語が上手ですが、

喋っていて英単語を知らないと時は巧妙に自国語の単語を英語っぽくして喋ってきます。

これがなかなか曲者です。

Non-Nativeのおかしな英語に振り回されないようにすることが

海外で生きていく上では大事だと思います。

その為には、自分の英語に自信を持つ必要があります。

ちなみに先述のスケチョルは、もちろんダニエル君の間違いです!

だまされた人!シャドーイングしましょう!!(笑)

おそらくスペイン語訛りでScheduleを発音するとスケチョルになるのでしょう。

What is スケチョル?と怪訝な顔で受付けのアメリカ人に聞き返さた時は

とても恥ずかしかったです。(笑)

さ・ら・に、です!!

Scheduleがブリティシュ英語でセジュールと発音されるのはご存知でしょうか?

ネイティブ英語でもアメリカン、ブリティッシュ、オージーなど複数の種類があり、

全く違う単語を使う時から、発音が微妙に違うなどの差があります。

比較的に身近な英単語一つであるScheduleをとっても、

英語の奥の深さ、本物の英語がわかっていただけたかと思います。

こういった細かい単語の発音の知識もシャードイングをやれば身に付きます。

British Englishの発音についてはこちらの記事をお読みください。

3. シャドーイングのやり方

では、シャードイングのやり方を説明いたします。

ャドーイングの肝はスクリプトを何度も聞いて、何度も声に出して練習し、

ネイティブと同じアクセント、発音、スピードで喋れるようにすることです。

シャドーイングは挫折することも多いと学習法と言われています。

おそらく明確なやり方を教えてくれる教材が少ないからだと思います。

アンリがやっている学習方法を説明するので、この方法で練習してみてください。

教材は自分で好きなものを探してもらえればいいですが、

あとでアンリのお勧めのアプリをご紹介します。

0.教材選び

・普通のスピードの英語を選ぶ

TOEICのリスニング用の英語は遅いですし、滑舌が良すぎます。
ネイティブが自然に話す英語教材である必要があります。

・短すぎたり、長すぎるスクリプトはNG。

5ー8行程度のスクリプトを選ぶ。短すぎても長すぎてもだめです。
最終的にスクリプトを暗記して日常使いしたいのですが、
短すぎると飽きますしどういった文脈で使えるのかを知ることできません。
逆に長すぎると覚えられません。

・会話文のスクリプトがおすすめです。

英語特有の相槌なども会話文をシャドーイングすればマスターできます。
スピーチは内容が面白いですが、中級者以上の方向けの内容かと思います。

1. まずは何も見ずにリスニング。 最低でも10回

余裕があれば、白紙の紙に聞こえた単語を書いていってみてください。
ここで体力を使うと後がもたないので性格的に我慢できない人は1−2回でもいいです。

2. センテンスを見ながら聴く。最低でも20回

・1で作った自分のメモと比べて、どこが聞こえていなかった確認。

・英語のリズムを取る。どの単語が強調されているのか?どこで間をとっているか?

・前後の単語とひっついている単語を確認する。(日本人が一番苦手なパート)

このバートは大事ですが、慣れないとなかなか最初は難しいので、

アンリの模範回答を見てみてください。

3. センテンスを聴きながらその後について同じように声を出す。

・2のメモを見ながらシャドーイングです。 30回くらい。

4. スムーズに言葉が出るまで繰り返す。

最初はうまく発音できなくても、何回も聞いて口ずさめばだんだんうまくなります。

英語を喋る神経を繋ぐような作業です。

喉渇きます。喉が痛くなります、顎も痛くなりますが頑張ってください。

以上1−4を毎回全部やるのは大変で時間がかかるので、

下記のように1週間1スクリプトをやってみてください。(毎日30分です)

  月:1−3を実施。

  火ー水:2−3を繰り返す。

  木ー日:3ー4を繰り返す。

最初は2は難しいかもしれないので、アンリが下記に参考をつけておきます。

よかったこれでやり方を学んでみてください。

4.アンリ自家製のシャドーイングサンプル

シャドーイングをする上で経験と慣れが必要なのが2のプロセスです

実際にアンリがどうやっているのかをお見せするので参考にしてください。

今回はアメリカ英語の発音を分析、説明してくれている動画をベースに作成しました。

こちらの動画を見ながら下記の資料をみて実際にシャドーイングしてみてください。

英語の動画ですが、わからなくても大丈夫です。基本的には私の資料に反映させています。

カタカナの振り仮名なんて邪道だと思われる方はいらっしゃると思います。

発音記号の勉強もしましたが、色々試した結果、

カタカナ読みながらの方がなんかスムーズに喋れる、

また見返した時にもどう発声すべきなのかを思い出しやすい。と感じました。

社会人が効率的に英語力を実践レベルまで引き上げるのを目指すのであれば、

発音記号を無理に覚える時間を割く必要はないと思います。

(英語を極めたい人は別ですが・・・)

 

 

5.アンリのおすすめのシャドーイング教材

色々試したのですが、いまの一番のお気に入りは、ニック式英会話ジムです。

シャードーイングするには何回もスクリプトをリピートする必要がありますが、

画面タッチしている間だけ音声が流れる、など非常に操作性が良いこと、

また適度なレベルのスクリプトで初級〜上級者まで対応してくれています。

アプリは3000円程度で毎月課金ではないので、始めやすいです。

 

騙されたと思って1週間同じセンテンスのシャドーイングを続けて見てください。

リスニング力がめちゃめちゃ上がるし、

少なくともそのセンテンスだけは本物の英語が身に付きます。

できえれば下記のように自分でいろんな強調線やカタカナを入れて見てください。

シャードイングのアプリは色々ありますが、やはりまずは自分でマークした方が

アンリはわかりやすいかと思っています。

 

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です