子育て

Parisで病気!!:日本語が通じる病院はどこ?緊急事態にはどうしたらいいの?薬局はどう使うのかを徹底解説!

海外生活で困るのは、やはり病気になった時だと思います。

ただでさえ身体がだるくてまいっている時に、

フランス語や英語で症状を説明するのはなかなか面倒ですよね。

日本語が通じる病院がいい!と思う駐在員家庭の方は多いと思うので、

アンリが現時点で把握している日本語が通じる病院の情報について今日はご紹介します。

この情報をベースに実際に自分で行ってみたり、

周りの日本人の方から聞いた情報を追加情報として今回は記事にまとめました。

皆さんにあった良い病院に出会えることを願っております。

1.日本語が通じる病院の評価

1.アメリカンホスピタル

日本セクションがある総合病院で海外旅行保険のキャッシュレス診察を受けつてくれます。

日本セクションには山田先生(内科)と数名の日本人スタッフがいらっしゃいます。

(三村先生は帰任されました。)

山田先生以外のローカル医師に診てもらう際も、日本人セクションで通訳サービスを

受けることができます。(無料、平日のみ)

日本語で予約でき、その際に症状について相談できるので非常にありがたいです。

また海外旅行保険のキャッシュレス対応をしてくれるのもありがたです。

所在地:63, boulevard Victor Hugo, 92200 Neuilly sur Seine
電話:01 46 41 25 25(代表 24時間)
01 46 41 25 15(日本人セクション、9時~18時)

HP:日本人医師およびスタッフ – Bienvenue à l’Hôpital Américain de Paris / Welcome to the American Hospital of Paris (american-hospital.org)

あえて問題点をあげるとすると下記2点かなと思っています。

・15区や16区からだと少し遠い。車で40~1時間。公共交通機関でも乗り継ぎが必要

・駐車場がすごく狭い。かつ常に混んでいる。

『アメリカン』を冠するだけあって、スタッフも含めて英語ウェルカムな雰囲気なのが少し精神的に楽です。
アンリ
アンリ

2.Dr. Pierre SAINT-GERMAIN (ピエール サンジェルマン医師)

16区にある内科医。

所在地:11 Rue de la Tour, 75116 Paris
電話番号:01 45 04 37 19(日本語NG)

近所だから試しに行ってみたものの、ものすごく塩対応な先生でした。

日本語の通訳サービスありとの情報があったのですが、、

診療時に聞いてみると『もう対応していない。』とつれない回答でした。

英語もあまり喋ってくれませでした。

典型的なアンフレンドリーな年配フランス人のオジサンという感じでした。

アンリ
アンリ

3.Dr. Patrick DOUIEB(ドゥエイブ医師)

ブローニュビヤンクールにある小児科、産婦人科。

住所:65 Bis Avenue Victor Hugo, 92100 Boulogne-Billancourt
電話番号:01 46 03 37 24(フランス語 14時以降日本語可)

奥様が日本人とのことで、ドゥエイブ医師も日本語が堪能です。

電話予約も日本語で可能でした。

アメホスは遠いので、子供が病気の場合は今後はこちらにお世話になろと思っています。

問題点は下記3点が気になります。

・先生はご高齢に見えるので、いつまでお世話になれるのか心配

・キャッシュレス対応はないので、別途申請が必要

・カード払いも受けつけされていないので現金を用意しておく必要あり。

4.Dr. Jean-Paul MULLER (ミュラー医師)

16区の歯科医。

残念ながら20年頃に引退されたとの情報がネットであがっていました。

5.Dr. Pierre BODIN (ピエール ボダン医師)

ブローニュビヤンクールの歯医者。

同じ建物内で複数の歯科医がいて、日本人通訳(有料)が

診療立会い、治療説明、予約、各種保険書類作成を担当してくれるそうです。

住所:100 rue de Sèvres 92100 Boulogne-Billancourt 3階
電話:06 70 08 12 54 (日本語専用)

大人にはあまりお勧めしないとの評価を何名かの方から聞きました。
アンリ
アンリ

6.Dr. Charlotte BAZENNERYE (シャルロット・バゼネリー 医師)

ブローニュビヤンクールの小児歯医者。

住所:100 rue de Sèvres 92100 Boulogne-Billancourt 7階
電話: 06 42 52 87 24 (日本人通訳専用電話)

※小児歯科の通訳代は診察料に込み。

No5と同じ建屋ですが、こちらの評判は良かったです。
アンリ
アンリ

2.救急対応について

小さい子供がいると不測の事態が発生してしまう可能性があります。

念のために救急車の呼び方や救急病院の場所を知っておきましょう。

そもそも、110番や119番ってフランスで何番か知らないなー・・・
アンリ
アンリ

調べてみると救急車は有料で、60€+移動距離×2€/kmとのことです。

昔住んでいたオーストラリアのメルボルンでは数万円したので、

なかなか救急車を呼ぶ勇気がもてなかったですが、フランスはまだお手頃価格ですね!

EU共通緊急 連絡先 112
救急車・SAMU (緊急医療救助サービス) 15
警察・救急隊 17
救急消防隊 18
SMSまたはfaxで連絡可能な緊急連絡先 (耳や会話に不自由のある方用) 114
SOS Medecins(メドゥサン) 36 24 (0.15 €/分)
または
01 47 07 77 77
SOS歯科医 01 43 37 51 00
または
01 43 36 36 00

1.SOS Medecinsについて

・電話番号3624へかけると無線機付きの車で担当地域を巡回している近くの医師が駆けつけるシステム。

・歯科の場合、往診システムはなく、緊急外来を行っている歯科医を紹介してくれる。

・眼科の場合は眼科医が往診してくれる。または緊急指定の眼科専門の公立の病院へ行く。

詳細はこちらの英語サイトをご覧ください。

SOS Médecins Grand Paris (Greater Paris) – Official Site (sosmedecins.fr)

この制度はすごくいいですね!

2.救急病院について

アメリカンホスピタルも大人は24Hの救急対応をしてくれます。

但し、小児向けの救急対応は行っていません。(骨折や裂傷などの対応はしてくれる)

小児科中心の総合病院:Necker-Enfants Malades病院になります。

なお、その他アメホスで紹介されていた緊急病院は以下の通りです。

Hôpital Trousseau(オピタル・トゥルソー)

概要:パリで一番いいと言われている緊急の小児科です。

所在地26, avenue du Docteur Arnold Netter, Paris 75012

電話:0144737475

 

 Hôpital Ambroise paré(オピタル・アンブロワーズ・パレ)

概要:中規模な病院で小児科もあります。

所在地9 avenue Charles de Gaulle Boulogne-Billancourt

電話:01-49-09-57-00

 

Hôpital Franco-Britannique(オピタル・フランコ・ブリタニック)

概要:アメリカンホスピタルの近くにあり、複雑な病気以外の全てに対応しています。

所在地4 rue Kleber Levallois-Perret

電話:0147595959

 

Hôpital de Neuilly(オピタル・ド・ヌイイ)

概要:アメリカンホスピタルの近くにあり、複雑な病気以外の全てに対応しています。

所在地36 Boulevard Gén Leclerc(

電話:0147224107

 

Hôpital Necker-Enfant Malades(オピタル・ネッケール・アンファン・マラドゥ)

概要:小児科中心の総合病院。24時間体制の救急部門(Service des urgences)があります。

所在地149-161, rue de Sevres, 75015

電話: (01)-4449-4290/4291

 

3.薬局について

フランスは医薬分離が徹底されており、医者からもらった処方箋を持って、

薬局に行く必要があります。

朗報です!薬剤師さんは英語がうまい人が多いので
コミュニケーション取りやすいです!
アンリ
アンリ

海外旅行保険などで清算する場合は、

インシュアランス用の請求書くださいと言えば出してくれれます。

フランス名では『Feuille de soin』と言います。

フランスの薬局の特徴

  1. インフルエンザなどの予防接種は薬局でワクチンを買ってから病院に行きます。
    (コロナのワクチンは売っていません。※2021年現在)
  2. コロナの抗原検査も薬局でやっており、対応している薬局では、薬局前に白いテントが出ています。

    コロナの抗原検査の受け方

    ①テントにあるQRコードを読み込む

    ②Web上の必要な情報を記載(名前、住所、電話番号など)

    ③受付でお金を払う(25€)

    ④レシートをもってテントに行く

    ⑤20分くらいで携帯のSMSで結果が届く

  3. Duty pharmacy 『当番薬局』:Pharmacie de garde救急対応として夜間空いている薬局があります。当番薬局は下記サイトで確認できます。See all the on-duty pharmacies open 24h a day in Paris and the Île-de-France (sosmedecins.fr)
  4. 毒キノコ鑑定
    キノコ狩りをした後に採ったキノコを持っていくと、毒キノコじゃないか鑑定してくれるそうです。

    昔『世界ふしぎ発見!』でフランス薬局のかわった機能として出題されてたそうです。
    アンリ
    アンリ
  5. 余った薬品は薬局に返却。一般ごみで廃棄すると有害物質が発生する可能性があるため、処方されて余った薬品は薬局に返却するそうです。

その他、ご近所や地域の病院の評判なども聞けば教えてくれるそうです。

 

 

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です