英語学習

英語学習:英語のアクセント(訛り)を理解しよう。

こにちはアンリです。

突然ですが、英語を喋る人って何億人いるかご存知ですか?

・英語ネイティブ 3.8億人
・第2外国語など外国語として喋る人 11.2億人
・計:15億人

世界の五人に一人が英語を喋れるとのことです。

ブロークンイングリッシュを喋るノンネイティブが圧倒的に多いのが英語の特徴です。

有名なのはシンガポールのシングリッシュ(語尾にラをつけます。)や

難解なインド英語(彼らはほぼネイティブなので訛っているのに早口・・・)。

欧州でもしつこいくらい巻き舌Rを発音で喋るイタリア人や、

(ちなみにイタリア人の男性はダミ声の人が多いです、不思議です。)

Hairをエアーと言いがちなフランス人など、各国独特の訛りがあります。

このように多種多様なノンネイティブのアクセント(訛り)が英語には存在するので、

ネイティブのように話すことを目指す必要がない気楽さが英語にはあります。

そこそこの英語をマスターすることを目指しましょう!

そのための最良の勉強法は別記事でも紹介したシャドーイングです。

シャドーイングの勉強法はコチラをみてください。

1.じゃあどの英語を勉強すべき?

結論としては、まずはAmerican Englishをベースに勉強してください。

映画、音楽、ドラマなどでAmerican Englishは全世界に配信されており、

多くの人にとって最も親しみがあるアクセントなので汎用性が高いからです。

また日本の英語教材はAmerican Englishのものが多いので、

必然的に皆さんはAmerican Englishを学んできたと思います。

(皆さんOrganization、Color、Centerという米国式スペルを使っていますよね?)

まずは馴染みのあるAmerican Englishでシャドーイングしましょう。

すこし軌道に乗った段階で、British Englishのシャドーングに挑戦してみてください。

シャドーイングの勉強法はコチラをみてください。

2. 駐在員の目指すべき英語力は?

駐在員にとって英語を勉強する動機は、

多種多様なバックグランドの同僚や取引先と意思疎通できるようなることです。

英語のプロや先生を目指しているわけじゃないと思うので、

ハイレベル過ぎる教材は避けていいと思いいます。

逆にスラングについては、必要なものはシャドーイングで自然と学べます。

社会人が中高生が使う言葉を無理に使うかなり痛い状況になりかねないので、

無理して学んで使うのはやめときましょう。

アンリが考える駐在員がまず目指すべき英語レベルは下記です。

目指す英語力のレベル

リスニング:多種多様な英語を聞き取れる。

スピーキング:多種多様な人に理解してもらえる、
     癖の少ないアクセント、発音で喋れる。

結局は我々日本人が喋る英語は

Japanese English(Japishジャピッシュ)だと割り切って、

極力訛りのない外国人にわかりやすいスピーキング力を

身につければいいと思います。

 

ネイティブレベルを目指している人、英語を極めたい人がいると思います。
その方はこのサイトはお役に立てませんので、ご了承ください。

 

3. 欧州ではBritish Englishにも慣れておく必要あり。

まずはAmerican Englishで勉強していけばいいと思いますが、

欧州では地理的にBritish Englishの存在感が高いのは間違いないです。

欧州駐在員は英国人と接する機会も多いと思うので、ちょっとずつ慣れておきましょう。

British Englishで特に苦労するのはリスニングです。

事前に特徴を把握しておくと、比較的とっつきやすくなるので、

息抜き程度の位置付けで、おすすめの動画をご紹介します。

また英国人はブリティッシュイングリッシュに誇りがあるので、

それを勉強しようとしている姿勢を見せれば、好感を持ってもらえると思います。

 

全編英語でしたが、わかりましたか?簡単に要約しておきますね。

・Amrican Wordsは使わない。 例)Trash → Rubbish

・「t」の発音は結構特徴が出る。

American:tをdと発音する  City -> シディー

but it → バッディット

British:tをtと発音する  City → シティー

but it → バットイット

又は「Glottal t」という舌の形をして喉の奥から息を出す発音

City → シ●ィー(●がGlottal t)

But it → バッ● イット

 

・母音が違う əやɑの音をよく使う。

əの音は日本語のアと大体同じです。Toはタと発音。

ɑの音は日本語のアより少しオの口で発音します。

HotやNotのオの音です。動画で音を確認してください。

・語尾のRは発音しない。

Teacher → Americanではティーチャーr
Britishではティーチャ(rを発音せずにアの音で終わります)

次に、上記動画の冒頭にも説明されていましたが、

一言でBritish Englishといっても、UKには多くのアクセントがあります。

日本人にはロンドンやケンブリッジ地域の英語やRPと呼ばれるものは比較的

聴きやすいですですが、北に行くとどんどん冷や汗が出てきます。

下記の動画は一人で各地域の方言を喋ってくれています。

同じ人が喋っているので違いがよくわかると思います。

 

アンリは、ベルギー時代にウェールズ、スコットランド、バーミンガム出身の英国人と

一緒に働きましたが、バーミンガム訛りは慣れるまで半年かかりました。

オーストラリア人の上司曰く、『世界で一番訛っている英語』だと言っていました(笑)

この動画を見るとバーミンガム英語がすごく懐かしく感じます。

 

ちなみに、元マンUのファーガソン監督のスコティッシュ英語は外国人選手が苦労する

難解な英語として有名でした。

確かにぼーっと聞いていたら、全く耳に入ってこない感じです。

テレビのインタビューでこのレベルだと、ロッカールームでのエキサイトした時の喋べりは

相当エグいんだろうなーと思います。サッカー好きな人は観てみてください。

 

4. まとめ

とにかく英語はグローバルな言語です。

外国人が喋る英語に対するネイティブの寛容度は非常に高いです。

だから完璧なネイティブのような英語を求めないで大丈夫です。

フランス語だとこうはいかない気がしますね。

フランス人は発音にすごく厳格です。意地悪なくらい厳格です😭。

英語は多種多様ですので、Amricanじゃなきゃダメだとか、

Britishじゃなきゃダメだなんて思う必要は全くありません。

逆に、ビジネスマンは今後も全世界で出張したり駐在する可能性がありますので、

色んな英語をシャドーイングしてみて、耳をならしておいてください。

別記事でご紹介しているシャドーイングは英語耳を作るのに非常に有効です。

逆に間違った勉強法は、リスニングシャワーです。

ネイティブの赤ちゃんは生まれてからずーっと英語を浴びるように聞いているので

自然と英語が話せるようになると言う理論です。

アンリも睡眠学習を試したことはありますが、睡眠不足になるだけです。

子供ができて子育てしてみて確信したのですが、この理論は大人には無理です。

うちの子は2歳くらいでようやく意思疎通できるようになりました。

つまり24時間x2年間の時間が必要です。効率が悪過ぎます。

少なくとも忙しい社会人がやるべき勉強法ではないです。

リスニングの向上のためには必要なのは練習量よりも知識量です。

知らなければ聞こえません、知っていれば聞こえます。

また例えば聞こえなかった部分があっても、前後の言葉から自分で推測して

聞こえかったところを穴埋めできるようになります。

シャドーイングを正しく1日30分続ければ、1ヶ月くらいで効果が出てきます。

TOEICのテスト勉強は帰国直前にするとして、今はシャドーイングしましょう。

番外編.オージーイングリッシュについて

オーストラリアに留学していたことを話すと、

「オージーは訛っているんでしょ!?」と言う人が多いです。

ただ個人的にはオージーイングリッシュの訛りの特徴をうまく説明できません。

独特のスラングや単語は多いのは確かです。

Mate(マイト)は確かに使います。

Ta(ター)っていうThanksの短縮系は便利です。
(便利なので最近は英国でも使っているらいしいです。)

でも発音で何か特徴あるのか????と考えても

Hをヘイチと発音するけど、これはどうもアイリッシュの影響らしい。

Aがアイと発音されるけど、ロンドン下町英語のコックニーも同じらしい。

とにかくオーストラリアは移民の国なので

その人がアジア系なのか欧州大陸系なのか英国系なのか、

更には英国のどの地域出身なのか、などなどバラエティーが豊かです。

これがオージーイングリッシュ!と言うものは。

少なくともノンネイティブのアンリにはよくわかりません。

ブリティッシュ、オージー、アメリカンを比較した動画を見つけたので、

興味があれば見てみてください。

比較的ブリティッシュに近いのかと思いますが、東京と大阪の訛りの差を

ワーキャー言って楽しんでいるくらいの雰囲気な気がします。

ボキャブラリーはビーサンをThongs、サングラスをSunniesなど

時々ぶっ飛んで独特なボキャブラリーを持つことが

オージーイングリッシュの特徴であることは間違いないですね。

興味がある人はこちらを見てみてください。

 

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