子育て

フランス生活の鬼門「ソントル」を徹底攻略!

フランスの現地校やインターに子供を通わす駐在員家庭にとっては、

避けて通れないと言っても過言ではないのが、「ソントル」です。

一度お世話になると大変ありがたいソントルなのですが

最初の手続きは、なかなか大変でした💦

情報が取れず、ネットでも有益な情報は見つけることができなかったので、

この記事が同じような境遇の方の問題解決になることを目指し、

できるだけ詳細に書くようにします。

1.ソントルって何?

ソントルとは日本でいう「学童保育」のことです。

Centre de loisirs:ソントル=ド=ロワジールと正式には言います。

フランンスの学校は「6週行くと2週間の休み」というような感覚で休みがあり、

実際に経験してみると、とにかくメチャクチャ休みが多い!です。

<2023年9月−2024年7月年度 パリ地区>

10月22日〜11月6日:Toussaint休暇

12月24日〜1月7日:Noël 休暇

2月11日〜2月25日:Hiver休暇

4月7日〜4月21日:Pâques 休暇

7月7日〜9月1日:été休暇

1年で学校に登校するのは140日未満・・・
アンリ
アンリ

フランスの家庭ではその休暇中に

・家族旅行

・田舎のじいちゃん・ばあちゃん家にあずける

・色んな習い事をさせる

といったことをしているようです。

その中でもお財布へのダメージが少ない、ありがたい存在が「ソントル」です。

Facil’Familleという公立組織が運営している公立のサービスですが有料です。
(価格について後ほどご説明します。)

午前中のみ、もしくは終日(朝8:30〜18:00)まで

近所の学校で子供を預かってくれます。

どの学校がソントルを開くのかは、休暇のたびに違うので

申込みの際に確認する必要があります。

ソントルには勉強的な要素は特になく、工作したりゲームしたり

友達と遊んで過ごしているようです。

完全にフランス語の世界になりますので、

我が家では、小学校から現地校に通い出した息子の予行練習として、

小学校が始まる1年くらい前からソントルを使用しはじめました。

最初は知らない現地の子供ばかりで嫌がっていましたが、

パリ15区は日本人家庭も多く、

毎回数人は日日もくしくは日仏家庭のお友達がいるようです。

それでも通い出した当初は大泣きすることも何回かありましたが。。。

 

2.ソントルの申し込み方法(初回利用時)

一度ソントルを使用すると、オンラインで申し込みできるようになるのですが、

最初の申し込みは、ソントルを実施する近所の学校に直接申し込みに行きます。

学校の門のインターホンを押して、申込書をもらいに行きました。

うちの場合は、15区のEmeriauという幼稚園と小学校が近所にあったので、

そこに通う日本人家庭の方にサポートしてもらいながら申し込み担当者を見つけました。

普段は学校の門は閉じていますが、

子供の通学、帰宅時には扉が開いて先生が出てくるので

そのタイミングで話しかけることから始めました。

なお、一度ソントルを使用したことがあれば申し込みはネットでできること、

また通常は年度初めの8月~9月の間にソントルのアカウント作成の申し込みをするので

年度途中の学校での申し込みはイレギュラーなようです。

よって突然学校に行っても、申し込み用紙がない可能性が高いです。

用紙がない場合に備えて、下記の情報を事前に用意して学校に行く方がいいかもしれません。

子供の名前、生年月日、住所、普段通っている学校の名前、

父親と母親の名前、生年月日、住所、メールアドレス、電話番号、

子供を預けたい日程

事前に予約さえしておければ良いので、フォーマットに拘らなくても大丈夫だと思います。

我が家の申し込みも、担当の先生が手書きで申込み用紙を書いていました。

「こんなので本当に予約できているのか???」とソントル初日はとても不安でしたが、

ちゃんと予約されていました。流石はフランスです(笑)。

これでまず第一関門突破です。

ちなみに、ソントルは余裕があれば当日申込みが可能です。ただし料金は割高になります。

一度申し込むと、次回からはFacil Familleからオンラインで申し込みできます。

PORTAIL FAMILLE – accueil (paris.fr)

とにかく最初のハードルは高かったです。

ですが・・・最難関は次のステップでした~。
アンリ
アンリ

3. ソントルの料金を確定させる!

ソントルの利用料金は、親の年収に応じて10段階で決められています。

何も手続きせずにいると、10段階の最上位の「10」となり、

約26.30ユーロ/日(ランチ代込みで全日保育前提)となります。

 

2週間の休みを全て通うと、260€/人になるので結構高いです。

「駐在員は年収が高いから最上位のことが多いですよ」という噂も聞いていたのですが、

我が家は幸い?年収がそこまで高くなく半額くらいの値段になりました。

ここから最難関の話をします。

料金確定に必要なものは、

2年前の納税証明書(l’impôt sur les revenues)です。

(フランスでは前年の年収に応じた納税額が7月頃に通知されます。)

例えば、2023年度の申込みの場合は、2021年度の証明書が必要です。

でもフランスに来たばかりの家庭には、2年前の納税証明書はフランスに存在しません!

アンリ
アンリ
どうしたらいいの?

ソントルを運営しているFacil Familleに問合せたところ、

Fiche Quotient Familial」という書類で代替できるとのことでした。

アンリ
アンリ
また聞きなれない言葉でてきた・・・

学校の給食費のバンド(こちらも1−10の10段階)を認定する書類が

Fiche Quotient Familialで、

そのバンドをソントルの料金に適応させるという考えのようです。

Fiche Quotient Familialの取得方法
(2年前の納税証明書がない場合)

・自分の住んでいる区(我が家 の場合はパリ15区)の区役所にある

Caisse Des Ecoles」という窓口に行く

・直近の給料明細を見せて年収を証明するとその場で発行されます。

(念の為に雇用契約書も持っていきましたが使いませんでした)

我が家の場合、1年目はこれでうまく行けたのですが、2年目はうまく行きませんでした。

Fiche Quotient Familialは同区内の学校(公立校と一部の私立校)に通う

生徒向けのもので、区外の学校に通う生徒には発行できないという回答でした。

「いやいや、Facile’Familleにそう指示されたんだ!」とゴネましたが、

「Facile’Familleの問題はうちは知らない。」

というTheフランスのお役所らしい回答でした。

フランスあるあるの「たらい回し」にあい、最終的にFacile’Familleとかけあって、

日本の2年前の納税証明書をフランス語に法定翻訳してもらい提出しました。

アンリ
アンリ
これからフランスに赴任される方は直近2年間の所得証明書をフランス語翻訳されておくことをお勧めします。

上記やりとりを全てフランス語でやる必要があるので、

フランス語に堪能な人にサポートしてもらうことを強くお勧めします。

最後にFacil’Familleへの資料の提出方法ですが、

Mon Parisというパリ市のサイトにアカウントを作成して、

そこから提出します。

まずは、以下のリンクからアカウントを作成してください。

Mon Paris – Créer un compte

その後、以下の図表を参照しながら提出してください。

 

最初は少しわかりずらいですが、

一度やってみると簡単に資料を提出できるのでとても便利です。

4. ソントル当日

ソントルは通常8:30〜9:00の間に子供を学校に連れて行いきます。

①子供の名前を受付で伝える。

受付は学年毎、普段通学している学校毎に分かれていることがあるのでご注意ください。
アンリ
アンリ

②引き取りに来る時間と誰が迎えにくるか伝える。

16:00〜18:00くらいの間に3つくらい選択可能。

16:30にママが迎えに来るとすると、

『セズゥール・トロント、ママン』と言うような片言で大丈夫です。

何時に門が開くかは学校や子供の年齢によって違う場合がありますので、確認が必要です。
アンリ
アンリ

時々、「ソルティー:Sortie」という近所の図書館、森、公園、プールに

子供達を連れて出かけることがあり、

それに連れていってほしいか聞かれることがあります。

想定外の質問にあたふたします。

このよう会話する必要があるのでフランス語、少なくとも英語力は必要です。

ソントル初回の利用時の書類の記入について

初回使用時は子供についての情報を記載する冊子を配られるので、

それに名前、生年月日、住所、親の名前や連絡先、子供のワクチン接種履歴、

アレルギーや何か特別な配慮(治療中の病気などがあるか)などを書く必要があります。

何種類か種類があるように思いますが、我が家がもらったものを参考に貼っておきます。

全部フランス語ですので、事前にこの資料を見て内容を調べておくと、

受付であたふたしないかと思います。

 

またこの冊子に貼るための子供の証明写真持っていってください。

写真のサイズは細くは指定されていません。

ちなみに、この提出した用紙は当該年度中ずっと使用されますが、

次の休みの時にこの資料がみつからず、受付で書き直さないといけないことがありました。

子供が当日馴染めるのか、最初の頃は毎朝ヒヤヒヤしていました。

最初は比較的素直に行ってくれましたが、

やはり3日目くらいになると「ソントル行きたくない!」と泣き叫んでいました。

その姿をみたソントルの先生がさっと子供を抱きかかえて連れて行き

うまくあやしてくれました。

言葉は通じなくてもやはりプロはプロ!素晴らしい対応で頼もしかったです。

フランス語ができない子供にとっては、

トレイと水分補給が一番不安があります。

トイレは「小がピピ、大がカカ」と覚えさせましょう。

また、「手ぶらで来ても大丈夫!」と先生には言われましたが、

水を自由に飲めずに喉をカラカラにして帰ってきたことがありました。

やはり夏場は水筒を持たせておいたほうが安心かなと思っています。

3時頃におやつ(goûte)が配られるので、おやつの準備は不要です。

5.ソントルの支払い

ソントルの支払いは後日郵送で請求がきます。

罰金などお金を取ることに関しては、迅速なフランス政府なので、

大体ソントル期間終了して2週間以内には、郵送で請求書が届きます。

小切手などでも払えるようですが、

Facile Famileのサイトから自分のアカウントに入り

クレジットカード払いができるので、それが一番便利かなと思います。

Facil FamilleのアカウントのIDやパスワードはソントルへ申し込みしたら別途郵送でおくられてきます。
アンリ
アンリ

 

子供がもう少しフランス語がうまくなったら、

ソントル以外のプライベートな研修に行かせてみたいと思っています。

サッカーのパリサンジェルマンの提供しているサッカーの研修では

選手達と記念写真が取れたりするようです!

 

 

 

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